1-2.10.2022 Workshop and talk event at Vangi Sculpture Garden Museum

ヴァンジ彫刻庭園美術館 開館20周年記念展「Flower of Life 生命の花」関連イベント
10月1日(土)ワークショップ「クレマチスガーデンの音を聞く、音を描く」、
10月2日(日)トークイベント「土と水と火と人と - 経験し、表現することについて」
イベント詳細

23.4-25.12.2022 Group exhibition "Art and New Ecology" (The University Art Museum, Tokyo University of the Arts)

Period | 2022.5.28 (Sat)ー6.26 (Sun) ※ Closed on Monday
Hours| 10:00 - 17:00
Venue | The University Art Museum, Tokyo University of the Arts 3F;
12-8 Ueno Park, Taito-ku, Tokyo,
110-8714

会期 | 2022年5月28日(土)ー6月26日(日) ※月曜休館
時間 | 10:00 - 17:00
会場 |  東京藝術大学大学美術館 本館3F
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

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アーティストについて
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Artist Page



23.4-25.12.2022 Group show "Flower of Life" Vangi Sculpture Garden Museum 20th Anniversary Exhibition

会期 | 2022年4月23日(土)ー12月25日(日)(休館日 水曜日)
時間 | 4-8 月10:00-18:00 / 9・10 月10:00-17:00 / 11・12 月10:00-16:30(入館は閉館の30 分前まで)
会場 |  ヴァンジ彫刻庭園美術館
〒411-0931 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1

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Exhibition Flyer


4.11-18.12.2021 Group exhibition "FACES" (SCAI PIRAMIDE, Tokyo)

磯谷博史、岡田理 、エレナ・トゥタッチコワ、蓮沼執太 FACES
会期 | 2021年11月4日(木)ー 12月18日(土) (日・月・火・水・祝日 休廊 予約制)
時間 | 12 : 00 - 18 : 00
会場 |  SCAI PIRAMIDE (スカイピラミデ)
106-0032 東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F T: 03-3821-1144

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7.21-8.29.2021 Exhibition "Land and Beyond" (Pola Museum Annex, Tokyo)

上村洋一 + エレナ·トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」(キュレーション: 四方幸子)
会期 | 2021年7月21日(水) – 8月29日(日) ※会期中無休
時間 | 11:00-19:00 (入場は18:30まで)
会場 | POLA MUSEUM ANNEX (〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階)
入場無料

詳細 | Details 

作品ガイド | Exhibition guide

上村は、世界各地の、主に海で行ったフィールド·レコーディングを中心にサウンド·インスタレーションを手がけてきました。サウンドを軸に、ドローイング、映像、パフォーマンスでのコラボレーションなど多岐にわたる活動は、自身の聴覚や身体性から世界の流動的なプロセスを捉えようとするたえざる姿勢から発しています。
トゥタッチコワは、歩くという行為を通して各地の自然や人の物語を採集し、写真、映像、文章、ドローイングを含むインスタレーションとして展開してきました。並行して人々とともに歩くワークショップの開催や音楽、文章執筆も手がける彼女は、表現を超えて言語や物語という側面が立ち現れるプロセスを重視しています。
「Land and Beyond|大地の声をたどる」は、それぞれ知床に関わり制作を続けている二人のアーティストによる最新の歩みを発表すると同時に、相互に交差する世界観を知床という土地(Land)から出発しながら、土地と人との関係をより普遍的に喚起しうるもの(Beyond)として、見る側に投げかけます。
本展は、知床や北方圏のリサーチも展開する四方幸子をゲストキュレーターに迎え、三者の現地滞在を含む対話を介して生み出されたものです。

Pola Museum Annex is pleased to announce the opening of a duo exhibition entitled “Land and Beyond,” by artists Yoichi Kamimura and Elena Tutatchikova.
Throughout his career, Yoichi Kamimura has used his field recordings taken around the world – primarily at sea – to create unique auditory installations. Kamimura’s drawings, video works, performance art collaborations, and other endeavors revolve around sound; his extensive body of work reveals his unerring desire to grasp a fluctuating world by way of his own sense of sound, and his own body.
Elena Tutatchikova uses the act of walking as a medium of artistic expression. As she ambles, she collects stories of people and of nature from different parts of the world – compiling those stories into installations made up of photographs, video works, texts, drawings, and other media. Tutatchikova additionally hosts interactive walking workshops and composes works of music and of writing; she transcends the borders of expression, and places emphasis on the process in which language and story comes to life. Both Tutatchikova and Kamimura have a connection to and have created works centering around the Shiretoko peninsula of Hokkaido, located in the northern reaches of Japan. “Land and Beyond” collects the two artists’ most recent endeavors in this region, while concurrently presenting an intersection of their worlds and aesthetics. The land of Shiretoko represents a springboard for this discourse, but the exhibition also goes beyond the region itself – calling the viewers’ attention to the more universal relationship between land and people.
The exhibition welcomes Yukiko Shikata – who pursues her own research surrounding Shiretoko and Japan’s northern reaches – as guest curator. “Land and Beyond” is the product of her and the artists’ discourse surrounding their stay in Shiretoko and more.



14-28.2.2021 Takamatsu Artist-in-Residence exhibition: Days With the Wind | 風の日は島を歩く

この度、女木島にて、エレナ・トゥタッチコワによる展覧会を開催します。
トゥタッチコワは、2020年12月より高松アーティスト・イン・レジデンスに参加し、島民の協力のもとフィールドワークや作品制作を行ってきました。
そこで制作した作品を発表する本展覧会は、二部構成となっています。一部では、トゥタッチコワが島に滞在している間に使ったアトリエでの個展です。ここでは、映像や写真作品のほか、女木島と男木島の島民の物語を集めた冊子を展示します。
二部では、女木島を歩きながら鑑賞者に自ら体験してもらう、詩の展示です。風とともに静かにこの島を辿りながら、言葉を見つけていただきます。
世界が直面しているこの難しい時期に、土地や生き方、島と島、島と人間、人間と自然の関係について一緒に考える機会になればと思います。

海のアトリエでの展覧会

会場| 松風 (〒760-0092 高松市女木町496番地 ※入口は海側からになります。地図をご参照のうえご来場ください)日程| 2月14日(日),19日(金),20日(土),21日(日),26日(金),27日(土),28日(日) (全7日,金土日のみ開催。上記以外の日に観覧をご希望でしたら、megi.matsukaze@gmail.com までお問い合わせください。)
時間| 10:30—16:30

II. 島の道を辿るための詩の展示

会場| 女木島島内5か所(専用の地図をご参照のうえ辿ってください。)
日程| 2月14日(日)〜28日(日)
注意事項| 場所により、山道など険しい道がありますので、必ず歩きやすい格好、防寒の上、お越しください。また、海沿いの展示は、干潮時のみ鑑賞できます。悪天候の場合は、予告なく作品公開を中止する場合があります。高松港行き船の最終便は17:20発です。乗り遅れのないようご注意ください。

新型コロナウイルス感染症対策について
人口の多くが高齢の方々である小さな島での開催になります。発熱された方、体調が優れない方はご来島をお控えください。感染予防のために、必ずマスクを着用の上、手指の消毒を行いお越しください。

問い合わせ先
高松市文化芸術振興課
電話087-839-2636
メール bunka@city.takamatsu.lg.jp

高松アーティスト・イン・レジデンス2020
主催 高松市(文化芸術振興課)

協力 女木コミュニティセンター、男木地区連合自治会、雌雄島海運株式会社、BOOK MARÜTE、女木島ゲストハウス&カフェMegino

8.2020 Elena Tutatchikova Project | エレナ・トゥタッチコワ 企画
Dialogues With Water: Kyoto Waterscapes I
水との対話: 京都ウォータースケープス

常に変わらないようにあるのだが、絶え間なく変化しつづける水。気候変動がもたらす自然災害といった、私たちが今生きる世界の特有の問題を内包すると同時に、水は、人間と地球の関係性を表す最も普遍的な、原始的な意味を持つ、風景において最も謎が多い現象ではないでしょうか。自然と人間の関係、風景をめぐる想像力、そこから生まれる物語、それを全て抱く象徴と言えるでしょう。このプロジェクトは、世界の様々な水と対話をするべく、2020年夏からスタートします。

京都では、水は様々な意味を持っています。川の水、疎水の水、庭園の水、井戸や銭湯など生活の水、豆腐屋など産業の水。物理的に異なる流れとして現れるのだが、文化、地理、また表現として、水は様々な形として表れます。

「Kyoto Waterscapes I (京都ウォータースケープス I )」とは、水と音と歩行をキーワードにしたワークショップシリーズです。2019年4月以降から、アーティスト、エレナ・トゥタッチコワが主催するカモガワ・フィールドワーク・ラボラトリーとして取り組んでいるリサーチ·制作活動をさらに深め、京都の音環境·音風景の調査を続け、京都のサウンドマッピングをします。参加者と共に歩き、共に学びながら、フィールドレコーディングやサウンドアートの先へと、音を通して風景をめぐる想像力、風景が持つ物語を探ります。

このワークショップシリーズでは、様々な分野の専門家をゲスト講師としてお招きし開催します。
この度は、川崎義博​(アーティスト、音文化研究者)、柳沢英輔 (映像人類学者、フィールド録音作家)、大田高充(美術家、サウンドアーティスト)、エレナ・トゥタッチコワ(アーティスト)を講師として、3回のワークショップを行います。

ワークショップの参加者には、共に制作に取り組んで、作品を作っていただきます。8月に開催するワークショプの成果は、主にオンライン(本プロジェクトのウエブサイト )にて発表する予定です。

8月 ワークショップスケジュール
8月8日(土)音の足跡、音の形(講師 柳沢英輔、大田高充、エレナ・トゥタッチコワ)
8月23日(日)ウォーターダイヤリーズ: 水と音と言葉(講師 エレナ・トゥタッチコワ)
8月30(日) 京都の水と文化を探る:京都の庭園と水 (講師 川崎義博)

共に歩き、音に耳を澄ませ、学び、作品を作りましょう。みなさまのご参加をお待ちしています。

* 本事業は「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市文化芸術活動緊急奨励金」の採択事業です。

詳細→
https://dialogueswithwater.org/


20.5.2020 (Wed) - 7.6 (Sun) Solo Exhibition "Walk In Progress" 

この度、光兎舎ギャラリーではエレナ・トゥタッチコワ個展「ウォーク・イン・プログレス」を開催します。
トゥタッチコワは現在取り組んでいる歩行や作品制作のプロセスをそのまま展示空間の中へ展開し、普段のスタジオでの制作のように日々少しずつ変化させていきます。展覧会の中心となる新作ドローイングのほか、過去の映像作品などもご覧になっていただけます。

会場 | kousagisha gallery 光兎舎ギャラリー (京都市左京区浄土寺上馬場町113 木のビル1階)
日程 | 2020年5月20日 (水) ~ 6月7日 (日)
open | 12:00-19:00
closed | 月·火
作家在廊日 | 毎週土日在廊予定
※ 展覧会の観覧は予約制とさせていただきます。ご予約は kousagisha@gmail.com までご連絡下さい。作家在廊日は予約不要です。


歩くことは、開かれた外部の世界での身体経験で、想像する経験である。歩く人の中には世界認識が常に再構築され続けるのだが、同時に歩く場所の意味も変わっていく。日々の当たり前の、無目的でも確かな歩くという作業を通して、人間は世界に対して自分の態度を表しているだろう。そしてそれを言葉や音、料理や絵画など、様々な形で表現する。私にとって作品制作は必ず歩くことから始まり、またその途中にある。歩き、考え、知り、想像し、生活や制作に繋げていくことは、日々のアートではないか。こうして、日々の作業を通して表現する、つまり何かを与えることで、生きるための生命力を世界から得るという、生命力の循環が生まれるのだろう。
今回の展覧会は、いつもと変わらないリズムで、歩きながら、作りながら、毎日少しずつ変化させて行く。
家からギャラリーまでの道のりもスタジオになり、またスタジオとなるギャラリーに着くと、歩いた道をもう一度辿る。手を動かして、線を引いていく。これは私と世界とを繋ぐ地図作りである。
たとえ世の中は移動が制限されても、歩いてきた道はみんな、私の頭の中、体の中に生きている。その経験を持って、思考し、想像することは無限であり自由なのである。日々の当たり前の作業をコツコツと続けて、未来と繋がり、歩き続ける。

エレナ・トゥタッチコワ


2019.11.15 (FR)  Performance with Tujiko Noriko at SOTO (Kyoto)

Happenings Sessions in Kyoto
《SELECTED by happenings》

出演
Tujiko Noriko(solo)
Tujiko Noriko with Elena Tutatchikova
Tujiko Noriko with Kazumichi Komatsu

開場7:00PM/開演7:30PM
予約2,500円/当日3,000円
予約フォーム:http://soto-kyoto.jp/191115reservation/
※学生証提示で予約・当日ともに2,000円

イベント詳細ページ
http://soto-kyoto.jp/event/191115/

from release:

フランス在住の音楽家/映画監督のツジコノリコの来日公演を開催いたします。現在、監督を務めた3作目となる映画作品『Kuro』(ジョージ・コヤマとの共作)がフランスのみならず、アメリカ、アジアで上映され、PANからリリースされたサウンドトラックも好評を得ている彼女。11月7日の大阪CONPASS公演ではソロ・パフォーマンスに加え、和泉希洋志、Metomeがゲストで登場。そして11月15日の京都の外での公演では同じくソロに加え、エレナ・トゥタッチコワ、Kazumichi Komatsuを迎え、彼女と初となるコラボレーション演奏を披露します。異なる表現分野で活動する彼らの即興と衝突。この日限りの『Happenings Sessions』にどうぞご期待ください。

Happenings will host performance by Tujiko Noriko, musician and filmmaker based in France. Kuro, her third-directed film(in collaboration with Joji Koyama), has been presented not only in France but also in USA and Asia. The film’s soundtrack released by PAN has been also well-received. At CONPASS in Osaka on November 7th, she will give solo performance and be joined by guest performer Kiyoshi Izumi and Metome. Her next show at Soto in Kyoto on November 15th will present her solo act, while hosting Elena Tutatchikova and Kazumichi Komatsu, with whom she will play her first collaborative performance. These artists active in their own field will be there for the night, playing upon improvisation and even confrontation. Don’t miss this one-time-only Happenings Sessions.

2019.9.28-29 「川の声をきく、川の声になる」ワークショップ&パフォーマンス 参加者募集

 

この度、カモガワ・フィールドワーク・ラボラトリー主催、エレナ・トゥタッチコワによる鴨川の音風景をリサーチする二日間に渡る集中ワークショップを開催します。 

京都は、鴨川があるからこそ京都であるのではありませんか。今回はその音に耳を済ませて、京都の風景を考えてみます。

風景という、五感を通した経験は、見るものだけではなく、聞くものです。 わたしたちは「川の音」を一つの音と思いがちだが、実際に意識的に視聴してみると、「ひとつの音」なんて存在しないことが分かります。川はたくさんの声から構成されるのです。

ワークショップの最初の日は、川の音はどうやってできているかとみんなで観察します。川沿いを歩き、川に入りながら、音を録音し、観察した音をイメージや文字に起こしながら鴨川の風景の楽譜を作り、詩を書き、フィールドワークをします。

1日目のフィールドワークを踏まえて、2日目は、京都精華大学、大学内の会場にて、ワークショップに参加したみなさんでパフォーマンスを行います。フィールドワーク中にできたもの、そして自身の声や身体を使いながら、みんなで川の風景になってみます。

音に耳を済ませて、新たな角度から鴨川の風景を想像してみること、想像してもらうことで、私たちは鴨川の風景、京都の風景をよりよく理解できるのではないかと思います。

本企画は、ポピュラーカルチャー学部 小松正史教授(音環境デザイン/サウンドスケープ論)、大下大介教授(コミュニケーションデザイン)、デザイン学部 小野友資(非常勤講師)の協力・サポートの上、企画し実施します。京都精華大学に在籍する学生や職員の方のほか、一般の方(高校生以上)が参加対象となり、様々な分野、年齢の方によるコラボレーション作品の制作を行います。

 

カモガワ・フィールドワーク・ラボラトリーについて

今年京都に移り住んだアーティスト、エレナ・トゥタッチコワを主宰に、芸術、人類学、人文科学の複合的なアプローチから京都の歴史、文化、町や人々が持つ物語を調査し、様々な分野の人、地域の人と共にフィールドワーク・作品制作を行うことを目的としているプロジェクト。

京都に住んでいる人は町の歴史、精神文化や自然と共に生きるだけではなく、町それ自体が人々を生きていると言えます。それは、町が持つ歴史や文化の幅と深度のためだけでなく、中心軸として流れる鴨川、そして高瀬川や高野川、疎水がある町の構造自体が、町の文化を人の中に循環させるのではないでしょうか。本プロジェクトの今年のテーマは、京都を流れる水からなるネットワークです。京都に住む人、京都を旅する人と共に歩き、考え、話し合い、関わりながら進めていきます。

 

募集要項

定員:20人 (定員に達し次第、締め切らせていただきます)

対象:高校生以上

参加資格: 作曲や絵を描く経験を問いません(音表現、視覚表現、言語表現、共同制作にご興味のある方にご参加いただければと思います)

注意事項

● 二日間ご参加いただける方のみ対象となります(どちらか一日のみの参加不可)

● 持ち物について:新しいノートやスケッチブック、筆記用具をご持参ください。

● 暑い日の開催となりますので、一日長時間外で過ごせる服装やお水のご準備が必要になります。熱中症対策をお願いします。健康管理、万が一の事故は自己責任でお願いします。

● 交通費は、自己負担でお願いします。(29日は、スクールバスが運休していますので、ご注意ください。)

 詳細

日にち | 9月28日(土)〜29日(日)

時間 | 28日は、11:00〜15:00(制作状況により長引く可能性がありますので、時間に余裕を持ってご参加ください)、29日は、13:30〜19:00(パフォーマンス時間は17時〜18時)

開催場所 | 28日は、鴨川付近(詳細は後日、参加者に直接にお知らせ)、29日は京都精華大学キャンパス内

申込先 | kamogawafieldworklaboratory@gmail.com (お名前[フルネーム]、年齢、連絡先、緊急時の連絡先をお送りください。件名には「京都精華大学ワークショップ」をご記載の上、申請してください。)



4.8.2019   MUSIC TODAY IN KYOTO 2019

蓮沼執太
灰野敬二
竹村延和
角銅真実
エレナ・トゥタッチコワ
DJ外出 from 空間現代

日程:2019年8月4日(日)
会場:ロームシアター京都 サウスホール
開場:16:30

Shuta Hasunuma
Keiji Haino
Nobukazu Takemura
Mami Kakudo
Elena Tutatchikova
DJ GAISHUTSU from KUKANGENDAI

DATE
4th August 2019 (SUN)

PLACE
ROHM Theatre Kyoto South Hall

OPEN/START
4:30PM / 5PM

Details: http://www.shutahasunuma.com/performance/4254/

10.3.2019 TOKYO ART BOOK FAIR GINZA EDITION

TOKYO ART BOOK FAIR GINZA EDITIONに参加します。以下、詳細→


Workshop「Tokyo Art Book Fairの地図を作ろう!」エレナ・トゥタッチコワ

3/10 Sun

開催時間:13:00〜15:30 受付時間:12:30〜13:00

講師:エレナ・トゥタッチコワ 会場:B3

【チケット予約制】
ご予約はこちらより:http://ptix.at/9mNLEp
(※外部サイトに切り替わります) 


「歩くこと」も表現方法のひとつと捉えるアーティスト、エレナ・トゥタッチコワを講師に迎え、子供たちを対象としたTOKYO ART BOOK FAIRの地図を作るワークショップを開催します。前半は、好きな本を探したり、本の作り手たちと会話をしたり、本の中の世界を想像したりしながら会場の中を自由に冒険します。後半は、その体験を思い出しながら、それぞれの記憶の中の地図を描いていきます。子どもたちの視点で見るアートブックの世界は、どのように広がるでしょうか。 


エレナ・トゥタッチコワ/1984年、ロシア、モスクワ生まれ。自然と人間の関わりや文化的現象を通じた人間の記憶の形成、歩行と想像力の関係に関心を抱く。地域での制作を重ね、土地や個人の物語を採集し、写真、映像、文章、ドローイング等で表現する。作品集に『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』(torch press、2016年)がある。

定員:10名 対象:6〜12歳(お子様のみの参加となります) 参加費:1,000円 要予約



9.2018
Elena Tutatchikova Project / エレナ・トゥタッチコワ企画
The Path Across the Peninsula / 道は半島をゆく (Shiretoko Peninsula / 知床半島)


この度、エレナ・トゥタッチコワによるプロジェクト「The Path Across the Peninsula / 道は半島をゆく」を知床半島の各地で開催します。本プロジェクトはトゥタッチコワが2014年の夏から毎年続けてきた知床での滞在制作の集大成となります。プロジェクトを成す4つのプログラムを体感することで、トゥタッチコワと共に知床を歩くかのように半島を巡る4本の「道」を辿ることができるでしょう。

斜里町での展覧会《天気の道》は2014年より斜里・峰浜で何度も滞在制作を重ねてきたトゥタッチコワが歩きながらとらえた移り変わる季節、天気によって表情を変える風景の写真と言葉と作家本人の落書きから構成されます。

羅臼町での展覧会《氷の道》は毎年知床を訪れる流氷の形成と移動、そして流氷のある風景を眺めながら暮らす人々に眼差しを向けた映像と写真を展示します。

斜里町児童館でのワークショップ《音の道》は音に耳をすませ、町を散策し、自分だけの音の地図をつくる、小·中学生向けに開催されます。

知床の森でのツアー《獣道》は斜里町在住の絵本作家・あかしのぶこさんと一緒に、森の物語を想像しながらみんなで獣道を歩きます。

この9月は、瑞々しい感性とユーモアにあふれ、この地を愛してやまないエレナ・トゥタッチコワと共に知床の道を歩くプロジェクトにぜひご参加ください。

  

道は半島をゆく

私の知床への旅は、2014年の夏から始まる。北海道という大きな島の最果てにある、大自然が広がる知床半島は、いったいどんな風景が見え、どんな人々が暮らす場所なのだろうという好奇心と、「最果て」まで行ってその道を歩きたいという思いがきっかけだった。

その夏以来、知床に住む人々との縁のおかげでこの土地へ何度も通うことになった。4年の間ベースキャンプであった「ウナベツ岳メーメーベーカリー」から出発して知床の道を歩き、滞在制作を続けてきた。初めて知床を訪れた時には半島の形をなぞる道路や知床横断道路、斜里岳へ行く道路しかなかった頭の中の地図に、脇道や畑の道、山道や森の道、獣道や人間の道、その季節しか出現しない道がたくさん加わった。

知床は、常に変化するその風景の中を歩くことやそこに暮らす人々の話を通して、人間が風景をどのように想像し思考して自分の世界地図を作り上げていくのかをたくさん考えさせてくれる場所だと思う。どんな場所も唯一であることに間違いはないが、知床は、そしてその光や匂いや音は、私にとって小さい頃の家の記憶、かつて住んだことがある大切な場所の記憶を思い起こす力を持っているのだ。気がつけば、知床へ戻ることが1年のサイクルの中に自然に加わり、人間として生きること、アーティストとして人間と風景と関わることについて、知床とそこに暮らす人々から多くを教わった。 

ある夏の朝に出発して、歩いても歩いても終わらない知床の道が教えてくれたのは、人間が歩く道には始まりはあるが終わりはなく、むしろ道を歩きながら考えることこそが重要なのだということ。この9月も初めての旅の気持ちを忘れずに、知床の道を辿っていきたい。

エレナ・トゥタッチコワ



The Path Across the Peninsula / 道は半島をゆく

Ⅰ. 天気の道 Weather Paths

エレナ·トゥタッチコワ個展
写真,文,落書きなど,峰浜を中心に,エレナが斜里で制作した作品による展示
会場|斜里町農業資料等収蔵施設(旧斜里町立朱円小学校)
日程|9月1日,2日,8日,9日,15日,16日,22日,23日,29日
(全9日,土日のみ開催,最終週は土曜のみ)
時間|12:00—17:00
トークイベント|9月1日(土)  16:00より
オープニングレセプション|9月1日(土)  17:00—19:00

Ⅱ. 氷の道 Ice Paths

エレナ·トゥタッチコワ個展
知床の流氷,その形成と移動,そしてその風景を眺めながら
暮らす人々を考える,写真と映像作品による展示
会場|ギャラリーミグラード(北海道目梨郡羅臼町本町4-1)
日程|9月3日(月) — 27日(木)
休廊日|9月8日,14日,17日,22日,23日,24日
時間|10:00—16:00(No Borders Cafe 営業中に開催) 

Ⅲ. 音の道 Sound Paths

「斜里の音の地図をつくろう!」
エレナと一緒に,音に耳を澄ませ,斜里を散策し,
自分だけの音の地図を作るワークショップ
会場|斜里町児童館(北海道斜里郡斜里町青葉町29-6)
日程|9月15日(土)
対象|小·中学生  定員 15人  ※先着順
お問い合わせ|斜里町児童館  Tel. (0152)-23-5245


Ⅳ. 獣道 Animal Paths

森の獣道を辿るツアー(SHIRETOKO WALKING PROJECT #2)
絵本作家·あかしのぶことエレナ·トゥタッチコワと一緒に,
森の物語を想像しながら,知床の獣道を歩く
場所|知床半島斜里町側の森(詳細は参加者決定後お知らせ)
日程|9月23日(日) ※ 悪天候の場合24日に振り返る
時間|10:30予定 所用時間 2時間程度
対象|高校生以上 定員 10人 ※先着順


助成|公益財団法人テルモ生命科学芸術財団
協力|アーティスト・イン・シリエトク, ウナベツ岳メーメーベーカリー, 知床博物館, No Borders Café
お問合せ先|shiretokowalkingproject@gmail.com
Instagram|shiretokowalkingproject
web|http://elenatutatchikova.com




26.5.2017 - 10.6.2018 solo exhibition "With Ice, Comes New Sun" @ NOMA t.d. (Tokyo)


venue: NOMA t.d..(150-0012 Tokyo, Shibuya-ku, Hiroo 3-12-4) 
schedule: May 26, 27, June 2, 3, 9, 10 (open on Saturdays and Sundays, 13:00 - 19:00 
Opening Reception:  26.6.2018 (Sat), 18:00-20:00
Details: http://nomatextiledesign.com


展示会場: NOMA t.d.(〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-4)
日時: 5月26日、27日、6月2日、3日、9日、10日 (土日のみ)
時間: 13時〜19時
オープニングレセプション: 5月26日 18時〜20時
詳細: http://nomatextiledesign.com

***

流氷の風景を眺めるたびにその風景の絶えない変化と、その変化を目の当たりにすることによって、天気、光、風という物質として眼に見えないものの存在を全身で感じ取れることに私はいつも感激する。流氷が知床半島に辿り着くまでのルート -- 一定の範囲内だが、実際様々なパターンを作り出す氷の流れでできる海道 -- そのルートを線にして氷が描く海上の地図を想像してみる。
 
毎年、氷の泥から始まり、時間をかけて国境を超え、何キロもの距離を辿って、その間の全距離の海の宝物を吸収して、やがて1月末頃、流氷は知床半島の付け根にあたる斜里へとやってくる。風に流されて行ったり来たりもするが、冬の間はどこまでも広がる真っ白な雪原のようなオホーツク海を眺めることができる。
 
そして3月、春の気配を感じると氷が溶け始め、隙間に海が見えて、やがて一番大きい氷の板だけが真っ白な島のように海に浮かぶ。流氷の時期でこの季節が一番好きだ。同じ形が一つもない、海上からその巨大な姿の一部をみせる氷の島は独立した意識を持つかのような、海から生まれた不思議な生き物に見える。耳をすませば小さな音が聞こえてくる。「プク、メリメリー、プクプク」。もう春が近い。だんだん暖かくなっていくと、この島たちはそのまま湖のように真っ青なオホーツク海に溶けて沢山の栄養分を残して消えていく。
 
流氷の風景を眺めていると、過去の人間や動物が厳しい冬の間に雪で閉ざされた地上の道を通過できなくなり、岩場のように歩きづらく、常に動く氷上の道を作りながら移動したことを私は想像する。
想像力はこのような風景から生まれるものだと思う。私たちは風景を眺め、想像し、その風景の中を辿って、世界との繋がりと自身の存在を確かめ、自分の世界地図を創り出していく。大移動や小さな道作り、生まれては消えていく、あるいはともに生きる命。それは全て絶えない変化と移動とともに何にも邪魔されることなく見えてくるものであり、そして物語となっていく。
エレナ·トゥタッチコワ

12.2017 - 1.2018 solo exhibition "On Teto's Trail" @ Gallery Trax (Yamanashi)


venue: Gallery Trax (1245 Takanecho Gochoda, Hokuto, Yamanashi Prefecture) 
schedule: 2.12.2017 (Sat) - 14.1.2018 (Sun) (open on Fri, Sat, Sun, Mon; closed on winter holidays 19.12.2017-12.1.2018) 
Opening Party:  2.12.2017 (Sat), 3 pm~ (by reservation, dinner included, 1500 yen)
Trax Walking Tour: 10.12.2017 (Sun), 1 pm (reservation: trax@eps4.comlink.ne.jp)


展示会場: Gallery Trax (山梨県北杜市高根町五町田1245)
日時: 2017年12月12日(土)- 2018年1月14日(日)<金.土.日.月の営業のみ ※12月19日ー1月12日は冬期休業>
時間: 11:00-17:00
Opening Party: 12月2日(土) 3pm~ (予約制・料理 ¥1500 )
Trax Walking Tour: 12月10日(日) 1pm~
エレナとテトと一緒に、ギャラリートラックス周辺の道を辿るウォーキングツアー。 参加費無料、年齢不問、事前予約必要 (e-mail/trax@eps4.comlink.ne.jp)


英語には「foil」という言葉があるのだが、その意味の一つは、中世英語から由来している「(眼に見えない)獣の跡」、あるいは「獣の臭跡」だ。獣の道を辿ることは、獣の「foil」を辿るということ。また、「痕跡を消すように下流を辿る」を意味する「foilen」という、現在は存在しない大昔の猟師たちが使っていた言葉もある。眼に見えない無数の道を辿り、痕跡を残しながら、人間はきっと世の中を歩いて生きていたのだろう。 

最近、犬と歩く機会が度々あるのだが、犬と歩くことは、やはり一人で歩くやヒトをともにして歩くとは、何か違う能力を必要としているのではないかと思ったりする。

ある日、八ヶ岳麓に住んでいるテトという犬とお散歩をして、ふと気がついた。私よりこの場所をよく知っているテトは、人間の私には見えない道を歩いているのではないか、と。それに気がついた私は、テトの眼と鼻と足と記憶を頼りに、八ヶ岳麓の道を案内してもらうことにした。そこから私とテトの旅が始まり、今も続いている。


8.10.2017 BOOK SIGNING @ TOKYO ART BOOK FAIR


venue: torch press booth at TOKYO ART BOOK FAIR
schedule: 8.10.2017, 14:00-16:00
details: http://tokyoartbookfair.com/en/book-signing/

6.16.2017 INTERVIEW

Interview for KANSAI ART BEAT

http://www.kansaiartbeat.com/kablog/entries.ja/2017/06/kumagusuku_elenatutatchikova.html

6.2017 solo exhibition "Hour of the Sheep, North Wind, Sunny" (Tokyo)

Elena Tutatchikova: Hour of the Sheep, North Wind, Sunny
エレナ・トゥタッチコワ個展 「ひつじの時刻、北風、晴れ」

Venue: STUDIO STAFF ONLY (Shibuya-ku, Jingumae 2-3-1 Nagasaki bld., 4F)
Schedule: June, 15,16,17,17,22,23,24,25 (8 days, Thu-Sun)
Time: 17:00-21:00 ※ A video work will be also exhibited on the roof, in good weather only.
Opening reception: June, 16 (FR), 18:00-21:00


エレナは、2014年の夏に初めて知床に滞在して以来、何度も峰浜を訪れ、誰も読めない知床半島の地図を描いたり、オホーツク海に転び落ちたり、狐と鬼ごっこをしたり、羊を驚かせたり、白猫ピコから白いイイズナのお土産をもらったり、石や流木を拾い集めたり、山で山菜をとったりして、フィールドワークを続けてきました。
本展覧会では、今年3月、知床の山・ウナベツ岳の麓にあるメーメーベーカリーで展示した映像作品や日記、峰浜で撮影した写真などを展示します。


展示会場: STUDIO STAFF ONLY (東京都渋谷区神宮前2-3-1 長崎ビル4F) http://staffonly.tokyo/
会期: 2017年 6月15日 (木), 16(金), 17(土), 18(日), 22(木), 23 (金), 24 (土), 25 (日) (8日間・木曜日〜日曜日)
時間: 17:00〜21:00 ※晴天時のみ屋上にて映像の展示あり。雨天時には中止します。

[オープンビングレセプション]
2017年6月16日(金), 18:00〜21:00
レセプションでは、知床ウナベツ岳メーメーベーカリーのパンや、
知床の文化を紹介する雑誌『シリエトクノート』などを販売します。


10.6-25.6.2017   solo exhibition "With My Dinosaurs" (Kyoto)


Venue: KYOTO ART HOSTEL kumagusuku (37-3 Mibubaba-cho, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-8805, JAPAN 〒604-8805)
Schedule: June, 10 (Sat) - 25 (Sun)
Time: 16:00-21:00

[Talk Event]

Guests: Motoi Miura (Theatre Company "Chiten" director), Elena Tutatchikova
Schedule: June, 11 (Sun), 18:30-20:00 (door 18:00)
Opening reception will be held after the talk event till 21:00.


Organized by KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
Cooperation: YUY BOOKS、torch press

Details: http://kumagusuku.info/362



7.4 - 16.4.2017   solo exhibition "In Summer: Apples, Fossils and the Book"

Venue: BOOK MARÜTE (1-3-17, Higashihama-cho, Takamatsu-shi, Kagawa, 760-0037, Japan)
Schedule: April, 7 (Fri) - 16 (Sun) (Closed on April, 12)
Time: 13:00-20:00, Sat/Sun 11:00-20:00


展示会場: BOOK MARÜTE (〒760-0031 香川県高松市北浜町3-2 北浜alley-j)
日時: 2017年4月7日(金)- 16日(日)※4月12日のみ休廊
時間: 13:00-20:00/土日11:00-20:00


トークイベント
エレナ・トゥタッチコワ×網野奈央(torch press)
[日時]2017年4月9日(土)19:00〜(受付18:30〜)
[参加費]1,000円(1ドリンク付)
▶︎参加申込はこちら

Details: BOOK MARUTE



12.2016 BOOK RELEASE AND SOLO EXHIBITIONS

The new photobook "After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound" will be released in December, 2016. Alongside the book release, two solo exhibitions at POST (Ebisu) and nani (Shibuya) will also be held.

"After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound"
Date of release: Middle of December
Photographs and Text by Elena Tutatchikova
Design by Yuri Suyama
Edited by Nao Amino
Size A4, 80 pages
Languages: Japanese, English
Price: 2500 yen (without tax)
ISBN978-4-907562-09-6 C0070
Year: 2016
Publisher: torch press
Special edition with a print attached will also be available: Photobook one print (8x10 inches, c-print, ed.20)
Details: http://www.torchpress.net/2016/10/28/book-apple/ (Japanese)
http://www.torchpress.net/2016/12/07/book-apple-eg/ (English)

Related solo exhibitions:

① "In Summer: Apples, Fossils and the Book"
Venue: POST (150-0022 Tokyo, Shibuya, Ebisu-Minami 2-10-3)
Schedule: December, 9 (Fri) - 29 (Thu), 12:00-20:00 (Closed on Mondays)
Opening reception: December, 10 (Sat), 18:00-20:00
Alongside the works from the series "After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound", the new series "Treasures", that is also included in the photobook, will be exhibited.

② "In Summer, With My Dinosaurs"
Venue: nani (151-0063 Tokyo, Shibuya, Tomigaya 1-43-12, suyama design 1F)
Schedule: December, 3 (Sat) - 18 (Sun), on Saturdays and Sundays only, 12:00-18:00
A new video work of children's adventures in summer will be exhibited alongside the photographs.
Details: http://suyama-d.com/nani/journal/elena-tutatchikova/

Elena Tutatchikova ©